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第8章 大丈夫だよ・・・。

「滝川？…どうしちゃったワケ？(笑)」




『・・・～』





うっさいな・・・


学生が、学校にいる時間に

勉強しててなにが悪いんだよ？




・・・なんてね



たまたま？勉強なんかしてたオレを

茶化すクラスメイトは

ある種の普通の反応してただけだ





オレのやりたいこと

それから、やるべきこと




カンナを見ていると

色んな事を考え直すオレがいた。




学校に来たくても来れないカンナ




だからって、罪悪感ってワケでも

罪滅ぼし？とかそんなのでもない




考え直してた、ってだけ




今ある∥当たり前∥が

当たり前でなくなる時もあるってこと




当たり前に出来ることの有り難み…





出逢った頃のカンナに

衝撃を受けたのを思い出す



学費のためにバイト・・・なんて



オレには考えられないことだった





学校なんて

行って当たり前…じゃないけと



親が、人並みのことは当たり前に

ってそういう環境を

必死で作ってくれてたこともある




けど




そんな意識

ほんとにしたことがないから





そんなカンナを思うと


ダラダラ学校に行って

居眠りしてる、なんて



なんか


それこそ、罪悪感がわく

そんな気持ちがしてたんだ




ちゃんと、やるべきことは

やろうかな、、、なんてさ




まぁ、他にも

色々思う事はあったからだけどね