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Best name ~ ひまわりとの約束 ~
第9章 一瞬を必死に生きろ・・・
心を入れ換えて?


いやいや


そんなケロっと、コロっと

上手く行くほど

世の中簡単じゃないでしょ?(笑)




心を入れ換えても

気合いって言うの?入れ直しても




焦りもすれば

嫌にもなるし




そんな事の繰り返しって意味だよ。







『・・・。ん・・・?』




ブルっと…寒気を感じて目を覚ます






『ぁ・・・』





部屋のカーテンからは

陽射しがこぼれていて



当のオレは

机に突っ伏したまま

目を覚ました





柄にもなく勉強なんかしてるオレは

柄にもなく…(しつこいか?)

夜中まで勉強なんかして

そのまま寝落ちしてしまっていた





『ぃてぇ・・・』




変な格好のまま寝たせいか

首が寝違えたように痛む






『おはよう』



首をグキグキ動かしながら

階段を降りてリビングに行くと



母さんがキョトンとして

オレを迎えた




『うん・・・おはよ』





『やだ、ケイゴ・・・徹夜?』






『・・・ぃゃ、べつに』






『頑張るのも程々にね・・・♪』






『ふ…フツーは

∥頑張れ∥…とか言うんじゃねぇの

親ってのはさ・・・』




おそらく寝落ちしたのがバレてると

勝手に感じてたオレは

少し恥ずかしいような気持ちで

母親に八つ当たりした





『はいはい・・・(笑)

風邪引かないようにね、そういう意味よ』





『~ぉ、起こしてくれればいいだろ…!

ったく冷たい親・・・ぉ…お茶の

差し入れくらいあってもよさそうなもんを

放任主義も行き過ぎだぜ・・・ブツブツ』





ボンボン育ちのタクミが

高校の受験の時はママがしょっちゅう

お茶やらお菓子を持って

部屋をノックしてきた、なんて話を

つい思い出して…つい出た皮肉だけど




『ぷっ・・・(笑)』






『・・・』


吹き出した母親を見て

自爆に自爆を重ねた、と

恥ずかしくなる一方だった
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