この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
Best name ~ ひまわりとの約束 ~
第14章 振り向けば・・・いつも君だけが

目を丸くしている桜子を横目に
オレは…封印していた栓でも抜いたように
話続けていた
『どうしても・・・繋いでほしい命だった
例えば…代われるのなら
オレが代わってでも・・・
そいつには…生きる価値があった。
オレなんかより・・・ずっと
生きてる価値のある人間で
オレなんかより・・・うんと未来が
明るい…無限の可能性で溢れてて』
『・・・それって・・・ご家族』
『・・・いや』
『・・・友達?』
『・・・高校の・・・同級生』
『・・・。それ…つまり、ケイゴの?』
『・・・』
桜子の質問に
答えない事で肯定していたと思う
『はは・・・笑っちゃうだろ?
サクラコや…皆からは絶対…出てこない
非現実的で…幼稚な・・・バカみたいな』
『ちっとも・・・バカみたいじゃないよ
非現実じゃない…∥現実∥にしたじゃない
ケイゴは・・・自分の力で』
『・・・~』
『・・・すごいね。驚いたよ
都市伝説みたいに…受験突破した話も
そういう・・・ことなんだ
気合いや根性じゃ…どうにもならない事を
そういう…∥強い思い∥で・・・
だから・・・ケイゴは・・・
・・・よく、わかった。納得した』
オレは…封印していた栓でも抜いたように
話続けていた
『どうしても・・・繋いでほしい命だった
例えば…代われるのなら
オレが代わってでも・・・
そいつには…生きる価値があった。
オレなんかより・・・ずっと
生きてる価値のある人間で
オレなんかより・・・うんと未来が
明るい…無限の可能性で溢れてて』
『・・・それって・・・ご家族』
『・・・いや』
『・・・友達?』
『・・・高校の・・・同級生』
『・・・。それ…つまり、ケイゴの?』
『・・・』
桜子の質問に
答えない事で肯定していたと思う
『はは・・・笑っちゃうだろ?
サクラコや…皆からは絶対…出てこない
非現実的で…幼稚な・・・バカみたいな』
『ちっとも・・・バカみたいじゃないよ
非現実じゃない…∥現実∥にしたじゃない
ケイゴは・・・自分の力で』
『・・・~』
『・・・すごいね。驚いたよ
都市伝説みたいに…受験突破した話も
そういう・・・ことなんだ
気合いや根性じゃ…どうにもならない事を
そういう…∥強い思い∥で・・・
だから・・・ケイゴは・・・
・・・よく、わかった。納得した』

