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第2章 きいろい花

『は・・・はぁぁぁあっ？！』




ガタッ…





顔を真っ赤にして立ち上がるカンナ







『は？』






『は？じゃないわよ！？
何言ってるのっ？？？』






ムキになってカッカしてるカンナ





そこへ









「ｺﾎﾝ・・・お静かに」








『ﾊｯ・・・す、すみませんっ』







我にかえって

慌てて謝るカンナ







ちなみにここは


町の図書館ね(笑)










ﾎﾞｿ…


『(バーカ(笑))』




ﾎﾞｿ…



『(う…うるさい)』





マジメで…嬢ちゃん育ちみたいなソイツは

こんな理不尽に怒られた事なんか

ないんだろうな




カンナは余計に顔を赤くして

悔しそうにうつむいて着席した









どーでもいーが


チェっ・・・


ノート持ってきてないのかよコイツ






ガタ・・・



オレはテキストをまとめた







『ちょっとケイゴくん？？』




『～～帰る』




『な？！…こ、こらっ

待ちなさいっ・・・！』





『もーいーって…悪かったな』





『えぇい・・・座れ！』






『？！・・・おいっ？！』




コイツ、オレのベルト鷲掴みして
引っ張りやがった


センセーかよ？！







『まったく・・・！

ほら、テキスト開いて？

閉館時間までにおわらせるからね！』





『～～・・・』





マジかよ・・・








なんだよそのかったるい展開・・・









確実に人選ミスだ




苦肉の策でも

消去法でも




確実に人選ミスだ





いや…それともこれは











リョウキの呪いか・・・？！