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第16章 オトナになる事・・・麻痺する事

『・・・先生？…あの

ごはんっておっしゃいますが・・・』





『・・・～うん？』






『や・・・∥焼き肉∥・・・ですか？』





まだ昼間ですけど～？…って

目をテンにしてるメガネちゃん





『あは♪ま、いーじゃない？』




『・・・胃とか…もたれないんですか

先生…寝る前に・・・こんな』





『・・・ぷっ』



なぁにをババくさいことを言うのやら(笑)

新人…ではなさそうだけど

ボクよりうんと若いだろうに、この子は






『疲労回復・・・遠慮しないで食べな♪』




『・・・』




おとなしく…ちまちまと

肉焼いてるメガネちゃんが

なんかおかしくてさ




蒸気で・・・メガネ曇ってるし(笑)




顔見えないし


もはや人認証不可能だし


誰だよお前(笑)






『・・・ﾊﾌﾊﾌ』



『・・・♪食えるじゃん』





『・・・ﾓｸﾞﾓｸﾞ・・・

大好きなんです・・・お肉…』





『あぁ、そう…良かった

食べな♪食べな・・・キミ痩せすぎ』






おっと・・・セクハラ？


ちょっとムッとしたメガネちゃん





曇ったメガネの奥で

負けず嫌いな感じを出して

モリモリごはん食べ始めた