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Best name ~ ひまわりとの約束 ~
第2章 きいろい花
「カンナちゃん今日で最後かぁ」

「寂しくなるわねぇ」

「冬休みにまたおいでよ♪」




『ふふっ…嬉しいです
店長が良いって言ったらそうしようかな

皆さんによくしてもらえて楽しかった

お世話になりました!
ありがとうございました』






次の日

カンナは夏休みのバイトの
最終日を迎えた

(あ・・・偶然だけど夏休み中は
オレも最終日だ)







『おつかれさまでした!』

『おつかれっした~~・・・』




あがりも一緒の時間で
オレはカンナと一緒に帰ることになって




まぁ…この1ヶ月
そんなことはよくあったけどね







この日は・・・なんとなく








『カンナ・・・腹減らない?』




『うん?』






『奢るぜ?なんか食って帰る?

~~勉強…みてもらったし』








なんとなく…じゃない




思えばろくに
礼も言ってなかった




カンナにしてみたら
自分は宿題なんか

とっくのとっくに終わってて
夏期講習やら、しまいにはバイトまで

そんな忙しい夏休みの
残り少ない日にちを

割く必要なんか
どこにもなかったはずだから






『???なんだ…そんなこと
気にしないでよ♪

ケイゴくんもあと2日
夏休み満喫しようよ』






『あぁ・・・うん』



なんか空まわって
そのまま帰ろうとした時








『あ!待って!?』






『???』







『ごはんも嬉しいけど…それなら

付き合って欲しいところがあるの!』








『なに・・・?』









『秘密の場所があるんだ♪』







『???』







『明日、空いてる???』







『・・・』






なぜ・・・うなずいてしまったのだろう




ま、バイトってウソついたら
バレるから?(笑)






って言うかさ


イヤな予感しかしないよね?(笑)





宿題に追われる最終日か?


センセーに怒られる新学期か?




こんな・・・よくわかんないやつに

振り回される夏休みか?





夏休み満喫しろ…だぁ?


結局さ


どれもどっこいどっこいじゃない?(笑)
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