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第18章 弟の・・・覚悟

『よし・・・～疲れたでしょ？♪

食事の時間までちょっと休もうね』



ボクはアイルちゃんをベッドに寝かせる




『♪・・・はぃ』




少し恥ずかしそうにしながらも

アイルちゃんは素直に返事をして目を閉じる





『ぁ・・・の・・・先生？』



ドアに向かうボクは

後ろ髪を引かれるように足を止める




『・・・(笑)・・・うん？なぁに？』





『ぁのぉ・・・私・・・って

あと、どれくらいで退院できますか？』




気持ちがほぐれたらしく

アイルちゃんは…本当はずっと

聞きたかったであろう事を質問してくる




ボクは上司に呼ばれていた事を

すっかり忘れて(た、フリをして)

Ｕターンして彼女の横に戻る