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Best name ~ ひまわりとの約束 ~
第18章 弟の・・・覚悟

『・・・テテテテ』
『・・・~…』
リョウキの傷は額からこめかみの辺りまで
中々にザックリと切れていた
止血してもしても
止まる気配が全くない
『・・・テテテ…兄貴?
大丈夫だろ?・・・早く・・・』
『・・・縫うよ?…止まんないから(苦笑)』
『・・・』
看護師が既に準備していた縫合セットを
手早く並べていた
『・・・~大丈夫だって』
『ふふっ・・・よし、その勢いなら
麻酔なしで行けそうだなリョウキ?♪
いや~強いねぇオマエは♪さすがだ』
『お・・・おい・・・っ?!』
さすがにギョッとしたリョウキは
やっと少しおとなしくなった
『フフン~ビビってんのかリョウキ(笑)
ドレープかける?目元…隠そうか?♪』
『・・・じゃ、なくて…
オレより・・・アイルのとこに…』
『ふふっ・・・大丈夫
オレよりずっと良い医者についてもらってる
安心してな・・・♪』
『・・・~~~』
本当は…別の理由もあったんだ
倒れた状態を見てボクは確信していた
アイルちゃんは気を失ってこそいたけど
出血はおろか
かすり傷ひとつ負っていなかったから
言うまでもないけど・・・コイツが
リョウキが…全身を投げ出すようにして
アイルちゃんを完全に抱えていたから
『・・・~…』
リョウキの傷は額からこめかみの辺りまで
中々にザックリと切れていた
止血してもしても
止まる気配が全くない
『・・・テテテ…兄貴?
大丈夫だろ?・・・早く・・・』
『・・・縫うよ?…止まんないから(苦笑)』
『・・・』
看護師が既に準備していた縫合セットを
手早く並べていた
『・・・~大丈夫だって』
『ふふっ・・・よし、その勢いなら
麻酔なしで行けそうだなリョウキ?♪
いや~強いねぇオマエは♪さすがだ』
『お・・・おい・・・っ?!』
さすがにギョッとしたリョウキは
やっと少しおとなしくなった
『フフン~ビビってんのかリョウキ(笑)
ドレープかける?目元…隠そうか?♪』
『・・・じゃ、なくて…
オレより・・・アイルのとこに…』
『ふふっ・・・大丈夫
オレよりずっと良い医者についてもらってる
安心してな・・・♪』
『・・・~~~』
本当は…別の理由もあったんだ
倒れた状態を見てボクは確信していた
アイルちゃんは気を失ってこそいたけど
出血はおろか
かすり傷ひとつ負っていなかったから
言うまでもないけど・・・コイツが
リョウキが…全身を投げ出すようにして
アイルちゃんを完全に抱えていたから

