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Best name ~ ひまわりとの約束 ~
第19章 僕の・・・歩む道
『はぅ・・・』





落ち着きを取り戻したアイルちゃんは

みんなで食事についてから

更にため息をもらした





『おとうさん…おかあさん…おにいさん

本当に…ごめんなさい・・・私

突然、こんな・・・~~

すっごい迷惑ですよね・・・ごめんなさい

本当に・・・情けない、わたしって』



箸を置いて

本気で落ち込んでいるアイルちゃんだけど

(笑)




『ゎ…わかってるんです…わたしにも

リョウキが、仕事を選ばずそこまで

誰のために…そこまで頑張ってくれてるのかも

なのに・・・わたし・・・』





ボクに言わせれば

彼女は・・・弟夫婦は


少なくともボクなんかよりも

うんと立派で


うんと親孝行してると思うんだ。




孫の顔を見て両親は喜んでるしね♪



ついでにボクも、おかげで

名実ともに∥伯父さん∥になったわけだし?♪









『・・・なにが情けないのよ』




なんて・・・



ボクの入る隙もなく

切り出したのは母さんだった




『・・・初めての子育てで

それも二人も同時に・・・

並大抵の事じゃないのよ?』





『おかあさん・・・』





『~…そ、ぅね・・・そうよね?

ケイゴとリョウキを同時に・・・???

ってのと同じよね・・・?

うん・・・絶対無理だわっ…寒気がした

あたしには無理だわっ…

あたしノイローゼになってたと思う!!』





『おかあさん???』




『アイルちゃん、並大抵よりも

ずっとずっと、精一杯!一生懸命

頑張りすぎなくらい頑張ってるってこと!

それの、どこが情けないのっ…!!』





『~~おかぁしゃぁん・・・』





『小さい体で・・・よく頑張ってる

えらいよアイルちゃん。本当にあなたは…。

・・・沢山食べて

今日はもう休みなさい♪…ね?』





『はひ・・・うん・・・はぃ

~…おかあさんのお煮物…おいひぃ…♪』





『ふふふ・・・よしよし♪』
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