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第19章 僕の・・・歩む道

また、ある時には・・・？




∥『けけけ・・・けーごっ！！？

大変なんだよっ…どうしよ？？？！』∥






『・・・(苦笑)』



機関銃のごとく

電話のムコウで叫んでるのは・・・





∥『よっ・・・嫁がっ・・・

シズカが・・・【破水】した・・・っ』∥




夜勤明けのボクに半泣きで

電話してくるのは

所帯持ちになったカズマ♪



あの二人、くっついたり別れたり

繰り返してたみたいだけど

半分、腐れ縁みたいに

ついに結婚したんだよね♪…そうそう

それで、この度ついに念願の・・・




・・・って、だから

そんなのんびり話してる感じの

状況じゃないみたいね？(笑)




『ふゎぁ～～・・・なんだよ朝から

もう臨月なんだから？

破水してもおかしくないじゃんよ』






∥『だだ…っ…だってよぉ？！』∥





『ｸｽ・・・落ち着けよ♪

お前が産むんじゃないんだからさ

騒いでてもなんにもなんないじゃん

～もう、病院だろ？…それなら

あとはもう任せてお前は側で…』






∥『・・・いゃ、それが』∥






『は・・・？…家にいるの？』





∥『だ、だから・・・大変だって』∥





『先に言えよバカ・・・！

なにやってんのカズマ？！』




ボクは心を鬼にして

電話をガチャ切りしようと思った




∥『ア・・・アタマ…・・・

出てきたって・・・よ

どうしよ・・・けーご・・・』∥





『・・・(汗)

どうしよ、じゃねーよカズマ！(苦笑)

電話する場所ちがうだろ？！

そんな暇あったら、一秒でもはやく

彼女を病院に運べ？！』




∥『だだ、だってょぉ・・・

ケイゴお前医者じゃん』∥





・・・ダメだこりゃ(苦笑)