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第20章 あの夏の・・・約束

『ﾊｧ・・・～ｮｼ・・・！』


なんとも晴れやかな顔で

深呼吸して去ろうとするアオイさん





こんな暑い日に

わざわざ・・・(笑)




なんて思ってしまったボクは

なんとなく…彼女を呼び止めた





『せっかくなら今から送別会？

えぇと…～激励会にでも行こうか♪(笑)』






『・・・え？…』




目を丸くして再びボクを見上げるアオイさん



あぁ、そっか

この子…そういうタイプじゃなかったね

(苦笑)





『ま・・・♪

ボクといても楽しくないと思うけどね♪』






『・・・。・・・うん・・・はぃ』






『・・・は？(笑)』





いや・・・普通そうくる？？

今の流れでそうくる？？？




なんだ…コイツ？(苦笑)


なんかさ、カタブツの

真面目ちゃんだとばかり思ってたけど…



なんかさ・・・天然なの？(苦笑)





『私・・・先生って、なんか…つい

もっと・・・

ちゃ…チャラい感じだとばかり・・・』





『ぷっ・・・ｸｯｸｯｸ』




ちょっと笑い堪えるの限界なんだけど(笑)





『でも…先生と行った焼き肉

すごく楽しかったから・・・』





『・・・(笑)』






『・・・あの時から私

自分も変わろうかな、って思えたんです』