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第20章 あの夏の・・・約束

なぁ・・・カンナ・・・




お前って・・・やっぱ、すごいよ





本当に・・・すごかったんだね。




何年も経ってるのに



いや



何年も経っているからこそ


完全完敗って言うかさ



思い知るよ・・・お前のすごさ。







カンナ・・・見える？



お前がいなくなって

どれだけの時が過ぎたんだろう



それでもさカンナ



この世の中には



お前が遺した沢山のものが


ずっと・・・ここにあるんだ





お前の遺したものって・・・すごいんだね。





・・・・・。







僕は・・・もう、どこにもいない


とっくに、どこにもいない


その人に



どうしても・・・逢いたくて






逢いたくて・・・逢いたくて







逢いたくてたまらなくなった