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Best name ~ ひまわりとの約束 ~
第20章 あの夏の・・・約束
『・・・ふふっ…』




ごめんな・・・カンナ


いつまでも情けないやつでさ



その様子じゃお前

いつも冷や冷やして見てたの?




ははは・・・ほんとオレは

お前や…この花の

何を見てきたんだろうな?




失うこと・・・前に進むことを

恐れてばっかりだったよな





あぁ・・・わかった


わかったよ・・・・・・カンナ




もう、怒るなって(笑)





わかったから・・・さ






ちゃんと・・・お前たちみたいに

上を向いて・・・生きるから



真っ直ぐに


太陽の方を向いて・・・生きてくからさ






わかったから・・・








『・・・ふふ』




ボクは一面の畑に残る花を


太陽の方を向いて


力いっぱい咲いている花たちを・・・




畑一面の花たちを

自分の両手に束ねるような意識をして

願いを込めて・・・目を閉じる





∥ここ∥に来るのは・・・もう


これで最後にするから・・・。










カンナ・・・本当に・・・本当にさ









『・・・・・ありがとう』










∥貴女は・・・・・・素晴らしい。∥







ボクは・・・精一杯、心をこめて





その花言葉と共に




彼女に向けて





最後のひまわりを・・・手向けた。
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