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Best name ~ ひまわりとの約束 ~
第3章 青い時代(とき)の瞬き
つまみ出したハズのタクミは

カズマが背後霊呼ばわりしただけあって

性懲りもなく舞い戻って来て

(しっかし…いつの間に)

オレらにくっついて来た







『ぼ・・・ぼくね・・・ふふっ

友達もいなかったし・・・~』








『『・・・・・だろーな(笑)💧』』






※どうでもいいが

「いな〃かった〃」

・・・ってのは???(笑)








『ゲームだけは得意なんだ♪』






ボソ・・・



『誰にでも取り柄ってあるもんだな?』


『・・・まったくだ』





負け惜しみも出来ない程

ゲームでタクミに惨敗したオレとカズマは

とりあえずはうなずいていた






『ぼく…ゲーム好きだから
ゲーセンだって好きなんだけどさ

友達だっていないし
ちっとも来たことないんだよね』







『1人でも楽しめるのがゲームだろ?』

『ボンボンなんだから遊び放題だし?』








『だってボク・・・ゲーセン来ると

すぐコワイお兄さんに

カツアゲされちゃうしぃ・・・』









『ぷっ・・・ガチだ?』


『・・・そこ切実なのな?』








『だ、だからボク!

滝川くんと友達になりたいんだっ!!』







『ぷっ・・・』


『は???』






『だって・・・

滝川くんみたいな子たちといれば

ボクだってイジメられないでしょっ??

ゲームも好きなだけ

沢山できるしっ???♪』









『告られてるぜケイゴ?(笑)』



『ソッチの趣味はねぇよ(笑)』




『冷たい事言うなよ?
熱烈オファー来てるし?』





『丁重にお断りなんだけど?』







『ふふっ…だからさ

ボクと友達になってよ♪』





気弱なへなちょこイジメられっ子のわりに


中々ズケズケとした


いい根性してるじゃんか?コイツ?


(苦笑)
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