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第5章 新たな生活

｢うん｣

｢私たちのこと、よろしくお願いします｣

｢俺の方こそ、よろしくお願いします｣

息子が｢夜になっても帰らないでよ｣って、抱きついて膝の上にちょこんと座った
嬉しそうな二人を見ていて涙が出た

息子は元旦那にこんなふうに懐かなかった
幼かったからママっ子だけだったのかもしれないけど……
今思うと人柄だったのかもしれない

レスだったけど、子ども達に対してママはパパのモノ的な感じの敵意むき出しだったから