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乳房星(再リフォーム版)
第115章 好きだった・その2
「おい。」
「なんぞぉ~」
「オメーなぁ~、冷静になれよ。」
「オレは冷静だ!!」
「ゼンゼンなってへんぞ。」
「オレは、シンケンにリコンをするのだぞ!!」
「オメー、頭いかれとんとちゃうで?」
「頭なんぞいかれてへんわ!!」
「ほな、オメーはなんで嫁はんと結婚したんぞぉ?」
「なんでって…ダイキで働いてた時に、コゴトオバハンからガミガミ言われたから嫁はんと結婚した。」
「オメーはユウジュウフダンやのぉ~なんでイヤやと言わんかったん?」
「イヤやと言うたら、『あなたクビになるわよ。』とおどされた!!」
「オメーもアホやのぉ~」
「せやせや。」
「なんでオメーはコゴトオバハンのオドシに屈したんぞぉ?」
「なんでって…出会った時、嫁はんは子連れだった…」
「つまりあれだろ…コゴトオバハンから子どもたちのテテオヤになれと命令されたけん、オメーは仕方なく嫁はんと結婚したと言うことだろ。」
「そうだよ!!」
「それがイヤだから、嫁はんとリコンするといよんか?」
「そうだよ!!」
「ほんで、嫁はんとのリコンが成立したらゆりこちゃんとサイコンするといよんやな。」
「そうだよ!!」
「オメー、ひょっとしたらゆりこちゃんのこと好きなのかよぉ?」
「ああ、好きだよ…ちいちゃい時からずっと大好きや…その想いは、変わらへん!!」

けんちゃんは、酔った勢いでかーくんたちに言うた。

「ちいちゃい時、ゆりこちゃんがオレに言うたんや!!…『おっきくなったら、ゆりこ、けんちゃんのお嫁さんになる…』…ゆりこちゃんはオレにそう言うたんや!!」

かーくんは、あきれ声でけんちゃんに言うた。

「ゆりこちゃんは、オメーにそう言うたんか?」
「ああ、言うたよ!!」
「ホンマに?」
「ホンマや!!」

けんちゃんは、近くに置かれている瓶ビール2本を手にしたあと、一気にのみほした。

「おいコラ!!アホなことするな!!」

かーくんたちは、イッキのみしているけんちゃんを止めた。

止められたけんちゃんは、テーブルに顔を伏せて泣き出した。

「チクショー、チクショー、チクショー、チクショー、チクショー、チクショー、チクショー、チクショー、チクショー…」

けんちゃんは、今の気持ちをかーくんたちに泣きながら伝えた。
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