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乳房星(再リフォーム版)
第136章 群青
突発事件は、7月6日に発生した。

フライトスケジュールでは、西日本から大韓海峡~韓国本土を通ってインチョン国際空港へ向かうようになっていた。

何時頃かわからんかったが、夕方5時15分頃に専用機の気象アラームが作動した。

この時、専用機は父島の南東沖120キロの海上を飛行していた。

一体、なにが起こった…

非常事態が発生したかもしれへん…

この時、スピーカーから非常事態を知らせるメッセージがとどいた。

「大雨特別警報!!大雨特別警報!!西日本一帯で豪雨災害発生迫る!!」

たいへんだ!!

西日本のどこかで大雨特別警報が発令された!!

とっさになった私は、エクスペリア(スマホ)の電源を入れて、待ち受け画面に貼り付けている気象庁のホームページにタップした。

そして、警報注意報の欄にタップして全国地図をひらいた。

すると…

九州北部の6県が黒色(大雨特別警報)で塗られていた。

たいへんだ!!

九州北部の空港に着陸できない!!

私は、雨雲レーダーのページにタップして雨雲の動きを調べた。

高性能レーダーにセットして、九州・中国四国地方の地図を拡大した。

この時、猛烈な雨を降らすマゼンタの帯が次々と九州・中国四国地方に流れていた。

このままでは、通過どころか着陸できない…

短時間予報に合わせて、雨雲を動かしてみる。

この時私は、顔が真っ青になった。

猛烈な雨を降らすマゼンタの帯が、夜遅くから7日明け方にかけて中国四国地方に流れると言う予報が出た。

たいへんだ!!

九州につづいて、中国四国地方の空港も着陸できない!!

(ブーッ!!ブーッ!!ブーッ!!)

夕方6時59分頃、より強烈なブザー音が鳴り響いた。

同時に大雨特別警報の範囲が拡大の知らが入った。

「大雨特別警報!!大雨特別警報!!東海地方から西日本全域に大雨特別警報発令!!」

知らせを聞いた私は、再び警報注意報の欄にタップして、全国地図を出した。

次の瞬間、私の顔が真っ青になった。
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