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ナンパ犬太郎傑作選
第1章 ナンパ犬太郎傑作選1-1『変態「プロ腐女子」観察日記 前編』
ナンパ犬太郎の妄想夢日記 妄想の11『変態「プロ腐女子」観察日記 前編』(2014年9月29日掲載・原文ママ)

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…オンナは布団の上で足を大きく開くと、はぁあっ…!とひとつ息を荒らげ、私の愛撫を待ち構えた。
指が来るのか、舌が這うのか、それともいきなりの肉棒か…?
期待と不安が入り交じる、珠玉の一瞬…。
…私はオンナの期待通りに振る舞うか、意外性を狙う責めをするかを考えた。

今こうして私の目の前で素っ裸で足を大きく開き、潤んだ瞳でじっと待ち構えるこのオンナは私の恋人だ…。
ならば普段通りに、指で優しく愛撫し→より一層濡れそぼったあたりでそれを味わうように舌を這わせ→彼女が欲した辺りでズブリ…と肉棒を挿入する流れが良いのだろう…。
しかし…
もし、目の前で陰部をあらわにしているこのオンナが私の恋人ではなく、街で拾った行きずりの女だったならどうだろうか…?
いきなりまんぐり返しでもして、自らの陰部に見知らぬオトコの舌が這いずり廻っている様子などを見せ付けて、非日常のセックスを演出してやるのが行きずりのオトコとしてのもてなしではなかろうか…?
それとも、このオンナが友人の彼女だったならどうだろう…
野暮をせずさっさと事務的に肉棒を挿入して、あえて濃厚なセックスを分かち合わない事で今後の互いの人間関係にも遺恨を残さずに、非日常のセックスを演出してやるのが恋人の友人としての気遣いなのだろうか…?
いや、もしこのオンナが上司の妻ならばどうだろうか…?
いやいや、もしこのオンナがマリッジブルー中の元同級生ならば…?
いやいやいや、もしコレがこのオンナとの最後のセックスだったならば…?

そんな妄想に夢中になってしまっていた、瞬間…!
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