この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
毒におかされた隊長は解毒のため部下に抱かれる
第14章 想い①
「リース……隊長、お目覚めになっていたのですね?」

 入ってきたのは、レフだった。上半身は裸のままで、その手には水を湛えた桶が抱えられている。

「一人にしてすみません。近くで水音がしたので、水を汲みに行ってたんです」

 どうやら近くに川があったらしい。

 自身がそばにいなかった理由を告げながら、布きれを水に浸し、少し気まずそうに彼女の体調を尋ねた。

「あの……、身体の方は……、大丈夫ですか?」

「えっ、あ……、ああ……。そっ、そうだな……。さっきのような、おっ、おかしいところもないし、もう大丈夫そう……だ」

 レフの鍛えられた裸から視線を反らし、盛大にどもりながらリースが答える。

 確かに、変な疼きも腹部の激痛も感じられない。

(行為後の違和感と痛み以外は……)

 そう思いながら、リースは身体を隠す布を強く握った。
 先程感じていた羞恥と罪悪感が蘇り、言葉となって溢れる。

「……すまなかった、レフ」

「いいえ」

 レフは小さく微笑んだが、彼からそれ以上の言葉は出なかった。ただ、どこか寂しそうな表情を浮かべ、こちらを見つめている。

/140ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ