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第78章 78・奏芽・虎羽のその後・・

そして日は流れ、虎羽は8人産み落とした・・

１０人の女の子とふたなりはどうなったのかは奏芽しか知らないのだ。

８人の息子達は大きくなり、８人のうちの４人は荒木、日向、彼方の息子の奴隷として使われた・・4人は素質があるので高校まで育てられ、若頭候補となった・・

虎羽は奏芽の一生の妻・・として添い遂げられた。

虎羽は抗争で奏芽を庇って撃たれ亡くなった・・

奏芽は虎羽を追って死のうとしたが虎羽が死ぬ前｢奏芽様が息子の若頭になるまで見届けてから来て？｣と言われ、死ぬのを思い留まり、息子の若頭候補を見極め、襲名させた・・イロハを教え込み、若頭になった息子が25歳になったとき、恨みを持った組員に刺され亡くなった・・・

その後、息子が父を刺した組員4人を裏SM店に連れていき闇調教師によって４人の組員は消された・・・

父を火葬して虎羽の傍に埋められた・・・

息子は・・きっと天国で父は虎羽母を抱きしめているだろう・・と思いながら墓の前で胡座をかきながら３人分のコップを用意し、酒を注ぎ、キンッと鳴らしながらクイッと飲んだ。

『親父を殺した犯人は闇調教師に頼んで消したから安心してくれ。これから天津組は俺が守る。天国から見守ってくれ。』

そして蒼斗は若頭から組長に襲名し組の粛清を行った・・・