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第79章 79・莉翠と父達と息子のその後・・・

バタバタバタ・・・・

組長、緊急の電話がありました！

『なんだ？』

滝川組の組長が亡くなりました！

『・・・わかった。』

「馨、父が亡くなったから明日のパーティーは３日後に延期にして貰うから、明日と明後日は滝川組に行くよ。服も着て良いからね。」

〈・・・はい。〉

馨は虎隆と結羽音の物になる前は滝川馨だったが契約により滝川の姓は破棄されていた・・・

虎隆は電話していた・・・


馨の兄と話して２日間お世話になることになった・・・

そして次の日・・結羽音が用意してくれた喪服に袖を通した・・

虎隆と結羽音と一緒に車に乗り　久しぶりに滝川組の門に入った・・・

瑞峰組　組長、お疲れ様です！

『・・ああ。若頭・・いや、組長は？』

へい。前組長の亡骸に付き添っておりやす
『案内してくれ。』

へい。こちらにどうぞ

組員の案内で馨の兄が居る部屋に入った・・

『滝川組　組長、お悔やみ申し上げる。』

(お悔やみありがとうございます)

『馨も連れてきてる。会わせてやりたいが良いか？』

(・・ああ。人払いする。)

葱は萊に目配せした・・

萊が〔みなさん、人払いを。〕と言うと　葱、萊、虎隆、結羽音だけが残った・・

『人払い済まない。』

(なぁに。俺の弟の為ならな)

虎隆は手を叩くと・・市川が馨を連れてきた・・

『馨　親父さんと話せ』

馨は亡き父の顔を見て泣きながら話した・・