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17歳の開花
第1章 噂のビッチ
あいつは頼めばヤらせてくれるーー

北高にはそんな噂があった。

ーー『じゃ、明日の放課後。二万ね』
7月2日夜、北高の二年生、凛花は隣のクラスの男子にLINEを返し、台所の冷蔵庫を開ける。帰りに買ってきたコンビニ弁当をレンジで温め、今度は友人にLINEを返しつつ特に美味しそうにもせずにそれを食べる。

母と2人のアパート暮らし。奔放な母は昼間から男と遊び、夜はクラブで働いている。凛花は自分の父親の名前も顔も知らないし、そのことに特に何も感じることはない。いつも家にいない母とほとんど顔を合わせることもなく、家族というものに関心がない。

初めてセックスをしたのは中三の夏頃だった。当時付き合っていた年上の男とのものだった。特段痛くもなく、かといって快感でもなく、それは彼女にとって印象の薄い出来事だった。

整った容姿と、細い肢体に人並み以上の胸をもつ彼女は多くの異性の気を引いた。その後、彼女は三人の男と変わるがわる付き合い身体を重ねたが、大きな悦びは得られなかった。

金を貰って寝るようになったのは高一の冬のことである。しつこく言い寄ってくる同じクラスの男子の告白をきっぱり断ると、一回だけさせてくれと言ってきた。彼女は理解に苦しみそれを断ると、2万払うと言ってきた。ちょうど服に浪費して困っていた彼女は、その執念に負け、承諾した。

それ以降半年ほどで、どこからか話を聞きつけた7人と同じことをした。セックスに特別な意識のない彼女にとって、フェラチオをし股を開くだけで数万手に入るのは美味しい話だった。そのうちの何人かは今でも定期的に相手をし、収入を得ている。明日の相手、真也もその1人だ。

翌日放課後、真也と近くの公園で待ち合わせ、彼女の自宅へ向かう。

「じゃあ、早速」

真也のズボンとパンツを一気に下ろし、既に勃起しているペニスを咥える。舌で裏筋を舐めたり、亀頭を集中的に攻めたりしていく。

「凛花、もう、、、」

真也の情け無い声を聞いて彼女は口からペニスを離し、ベットに寝転んで片足だけパンツを脱ぎ、股を開く。真也は限界が近いそのペニスを彼女の秘部へと押し込む。

「あぁ」

2分ほど夢中で腰を振った真也は弱々しい声と共に果てた。ペニスが抜かれると彼女は淡々とティッシュを取り、自分の股を拭く。

「じゃあ、また」

そう言って真也は彼女の家をあとにした。


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