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とにかく明るい彼女達
第2章 とにかく明るい妹の友達
…?
彼女のスカートをたくし上げている手のところに白い紐が垂れている

スカートは若草色だから
その一部ではなさそうだ

あれって水着の横紐?
って事は
結び目が解けている?
って事は
あの紐が手から離れると水着が脱げて
下が丸見えになる

見なかったふりをして見る手もある

我ながら分かりにくいので言い直すと
(解けかけの紐を)見なかったふりをして
(丸見えを)見る
という事なんだが

気まずくなるよなぁ

「…お兄さん、どーかしました?」
彼女が押さえているスカートから白い紐がスルッと落ちる!
反射的にその紐に飛び付いて引き上げ
下を見ないように顔を上に向けて
「佳奈ちゃんっ、紐が解けたよ!」
と言って紐の端を彼女に押し付けた
「…あ…ありがとうございます、お兄さん…」
とっさの事で
彼女は少し驚いた様子で紐を受け取った
「…こっち側は解けやすいんですよね…」
「解けたら困るでしょう!そっちだけでも丸結びにでもしておきなさい!」
「えー可愛くないよ〜、それなら無い方がいいじゃん」
「無きゃ困るでしょうが!」
「そりゃぁ、この可愛い飾りが気に入ったんだけど…」
「…ん?飾り?」
「そ、飾りです…」
見ると彼女は更にスカートをたくし上げて
今渡した紐を一旦抜くと
普通のビキニパンツになった
そのサイドの少し細くなっている所へ
再び紐を通して蝶結びにすると
逆側と揃った形になった
「なんだ飾りか…」
あー焦った
焦って損した
でもホッとしたような
残念なような
「飾りに決まってますよ。本当に結んでたら安心して泳げないでしょうが」
「まぁ、そりゃそーだ…」
「変なのーっ」
「…じゃあこれも飾りか…」
胸を張った彼女のバストの間にある蝶結びの片方をスルッと引っ張ってみると…パカッとブラジャーが開いた
「やんっ!」
彼女が素早く両手でブラカップを押さえたので中身は見えなかった
「こっちは前結びなんです!」
彼女は口を尖らせ
紐を手繰って蝶に結び上げた
「何で下は飾りで上は違うの?!」
「そーいうデザインなんです!」
更に口を尖らせる彼女
「…佳奈ちゃん、カワイイねぇ」
思わず口に出てしまった
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