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スカーレットオーク2
第4章 4 勝負
 三十分も続けているとさすがに直樹も疲れてきた。

(指がつりそうだな)

緋紗もこれ以上は感じそうになかったので、指を抜き花芯に口づけて緋紗をいかせた。

「くううっ」



 消耗してしまった緋紗は苦しそうに呻いた。

直樹は挿入してから緋紗の目隠しを取って顔を見る。

焦点がなんとなくあってないような目でぼんやり直樹を見ながら、無理やり感じさせられているような苦しそうな表情をする。

こんな緋紗を見ているとまた先週のように口に射精したくなった。

(若い時はこんなのしたいなんて思わなかったのにな)



 いきそうになってきたので引き抜いて緋紗の口へ射精する。

「やだ」

 緋紗は泣きそうな顔で直樹の精液を飲んだ。

直樹はぐったりしている緋紗の身体を綺麗にしてパジャマを着せ、水を飲ませると、おやすみも言わずに眠りに落ちて行く。

 (ローションはまあまあいいな。明日は休みだし、ゆっくりしよう)

「おやすみ」

 緋紗の頬にキスをして直樹も眠りについた。
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