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第3章 第三章　自衛隊訓練生時代

　さらに次の課程
　同じくジェット機
　ただ、ベトナム戦争時代に戦闘機として飛ばしてた飛行機を米軍から譲る受け訓練機にした飛行機だった
　前はＴ１といジェット。今回はＴ３３．愛称サンサン。正直、ポンコツ
　古い。重たい。寸胴。加速が悪く離陸しずらい
　ここでは、計器飛行という。雲の中でも各種計器がこわれても着陸できるように出来る訓練をまなんだ。正直、頭がいたかった。常に計算がもとめられた。１５名脱落。半分ぐらいいなくなってしまった
　教官はつねにどなるわめく、やらないならやめろ！これだけだった
　今では絶対にありえない昭和の堅物だった
　そんな中でも、やりたい、いいから休みにしろ。やりたいそれだけだった
　次の課程はＴ２というジェットだった。これはブルーインパルスなども使っていた細長いジェット機。しかもアフターバーナーまでついていた。簡単に言うと加速装置。炎を出しながらとんでいるように見える
　ここではフォーメーション、次に空中戦の練習をさせられた。本当に、この課程は難しどんどん減っていった
　どんな課程でも何で俺が１番はじめに実技試験なんだよ～～～とさけぶ状態だった
　加速、スピード、重力。もはや戦闘機だった。実際に、訓練機を地上攻撃などに転用して飛んでいる状態だったので毎日が大変だった
　ここでは前期・後期あわせて３５名も落ちた
　この課程では試験が終わるとウィングマークをもらえた
　あ～ようやく入口にたどりつたんだな、そんな気持ちだった