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第4章 第４章　戦闘機部隊

　そして既ギャルはスヤスヤ寝始めた
　もう一人のギャルは起きてる
　さけをすすめ飲ませる
　そして時計の針が１時を過ぎる頃に爆音が空にこだました
　反射神経なのだろう
　とっさにバルコニーから基地の方角をみる
　オレンジ色の炎を延ばしながら戦闘機が２機離陸していく
　スクランブル発進なのがわかった
　その時、あまりはなさなかったギャルが
　思ったんだけど、いつも遠い目をしてるよね？
　という
　遠くをみつめるでもなく、その先にある過去や未来をみているようだという
　なので今までの生き様をはなした
　生き急いでるのかな～と感じたよ～そんな風に笑ったギャルがいとおしかった
　戦闘機パイロットには覚悟がある
　それは仕事柄、国際紛争になってしまう最前線にいること。絶対に戻れるという保障はどこにもないこと。そんな特殊な世界や空間が、そこにはある。訓練であっても危険とは隣り合わせ１秒コンマ１秒の世界がある
　そんな世界で生きていると独特なオーラがつく
　それが遠くをみつめるようなまなざしだと思う