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第5章 第５章　戦闘機パイロット引退まで

　彼女の家に行く
　なんだろう
　この緊張感
　得体の知れない。それこそスクランブルで空にあがって、どんな飛行機なの
　か？そんな緊張感だった
　そして訪問
　ごくごく普通の方だった
　自分は単なる馬の骨
　しかも公務員とはいえ軍人
　その中でも殉職率ＮＯ１の仕事
　民間の保険も危険等級断トツ１位で入れないのが多い
　登山家・スカイダイビング・スタントマンと同じだといわれた
　そんな危険な仕事をしている男に娘をあずけられるのか？
　自分が親なら悩んでしまう
　しかし、ちがかった。ニコニコ笑いながら、国のためにありがとう
　そんなことをいわれた
　ゴールするのはいつでもいい。君が決めなさい
　そういわれ頭を下げて帰宅した