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第5章 第５章　戦闘機パイロット引退まで

　スクランブル当番だった
　何があっても外出は出来ない
　それが親の最後でもぬけられない
　何があっても待機室で８時間はいなくてはいけない
　いざとなったら待機がのび最大２４時間となる
　いつもと同じ時間がながれる　
　緊張が続くと精神衛生上よくない
　トランプをしたりテレビをみたりする　
　しかし、こころはどこか別なところにある
　待機室に電話がなる
　え？はい・・・本当ですか？いえ。わかりました。伝えられないので
　みんな、なんだ？という感じになる
　経験上。レーダー上に日本に近づく飛行機があるのかな？と感じたが今回
　はちがう。なんだろう。こちらをチラっとみた
　その瞬間。少しいやな予感がした
　そんな時だった