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第1章 第一章　学生編

　おねえさんに手をつかまれズルズルあるいた
　そして、どれぐらい歩いただろう
　人の声がどんどん聞こえなく静かになってきた
　ここね～私のおうち～
　え？
　いいから～きなよ～～～
　はい
　怖さ。誰なんだろう。そんなことを考えるよりも１人でいることが怖く、そんな恐怖から逃れられて安心したかったんだと思う
　部屋に入るととてもいいにおいがした
　甘い暖かい心をここに置いても大丈夫な、そんなにおいだった