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blossom
第15章 Love14:利用する男
私の体液とは違うヌルヌルと一緒にニュルンッと入ってきたのは、さっきよりも少し細いもののような気がした。

ビーンと軽めのモーター音とともに動き出す。

グルグルと出っ張りながら回転しているように感じる。横回転で掻き回されているのだろうか。

「どう?これは」

「はぁぁんっ…気持ちいいっ」

「こっちはどうかな?」

また別のものを当てられた。
吸いつかれたクリトリスにローターを直接当てられているような、そんな感触。強烈すぎてじっと快感に酔ってなんていられない。

「ダメダメダメダメー」
つま先が意志とは関係なくビクビクと痙攣し始める。

「すごいすごい、またイキそうだね」

「イクッ…イッちゃうから…ダメぇっ…」

中のうねりなんてどうでもいいくらいに、クリトリスでイカされた。

「さっきのバイブとどっちが良かった?」

「わっ…わかんない…」

「あちゃー、パンツびちょびちょになっちゃった」

知らない間に潮を噴いていたのだろうか。ショーツだけでなく、ベッドも濡らしてしまっていた。

初めは端に座っていたはずなのに、気づけば枕のところまでずり上がっていた。

「もう脱いじゃってもいいよ?」


店長に促されるまま、ショーツだけでなく、服もブラも脱いで一人だけ裸になった。

「へぇ、パイパンなんだ、桂木さん」

(パイパン…って、なんだろう?)

もう既に、思考回路は停止しつつあった。
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