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第19章 Love１８：見られた男

「あぁ…また…そんな顔で…さくらさんっ」

冴島さんの両手に力強く抱きしめられて、うっとりする。二人の男にこんなにも求められていると、自分に酔っていたのだろう。

冴島さんは、少しだけ下ろしていたズボンを膝まで下ろして、リクライニングをほんの少しだけ倒した。

「やぁんっ…」
私の中で冴島さんの角度が変わり、敏感に反応してしまう。


「ぁっ…冴島さん…私のことっ……好き？」

「大好きですよっ。このまま連れ去ってしまいたいくらいね。誰にも渡したくないよ。」

「んぁあっ…そこっ…すごいっ……」

「まだ…締めないでっ……もっと繋がりたいっ」

「はぁっ…はぁっ…はぁっ……あぁあっ…っく」
それが正しいのかは分からないが、口を開けて呼吸をしてみた。もう自分の中がどうなっているのかなんて、分からない。ただただ気持ちいい、それだけだった。

「ダメダメっ…イッちゃうぅぅ…」

「待ってっ…もうちょっと…我慢してっ…」

「冴島さ…ぁ…あんっ……気持ちい……」

冴島さんの指に私の指がしっかり絡められ、力強く握られた。

自分で腰を動かしてしまっている。我慢しなきゃいけないのに、気持ちいいところに当たるように、クニクニと腰を冴島さんに擦りつけていた。

「ぃ………ッく……も…………ぃ…ちゃぁっ」

「俺も…イクよっ………さくらさんの中でっ」

（冴島さんの…精子……出して…）