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blossom
第20章 Love19:狂わせる男
手足の指は大きく開かれたまま硬直し、身体も仰け反ったままで動かすこともできない。

そんな私の中を涼くんのおちんちんが激しく掻き回し始めた。

両手でがっしりと私の腰を掴んで、奥深くをガツッガツッと粉砕するかのように突いてくる。


「……ぃ……て…………ぃ………れ…か…」

呼吸の合間になんとか許しを乞う言葉を吐く。


「だめ」
その絶望的な言葉の意味をなんとか理解して、全力で絶頂感に耐える。


ガツッガツッと容赦のない動き。


「ぃ…て……も………ぃ…」

私の言葉を遮るように涼くんが言った。

「一緒にイクよ」

その言葉だけで、一気に高まってしまう。


震えている手に涼くんの手が重なり指が絡んだ。


(も……だめ……我慢できない……)


「舌出せ」


思考能力を失った脳が、涼くんの命令に反応した。


「ふえぇぇ……えぇぇ……ぇええぇ……」

舌を出したまま、喘ぐ。


ズグッズグッ…と激しく抜き差しされたおちんちんが、一瞬で私の口の中にきた。

ビュゥッと頬の裏に1回、喉の奥に1回、顔の上に2回、涼くんの精子が吐き出された。


まだ息も整っていなかったけれど、目の前にあるおちんちんが愛おしくてたまらなかった。
首を伸ばして、舌を伸ばして、さっきまで自分の中にあったそれにしゃぶりついていた。
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