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blossom
第20章 Love19:狂わせる男
クリトリスでイカされたあと、中でイカされ、またクリトリスでイク。何度繰り返されただろう。

「うっ…」
「っぐぅ…」
もう甘い声なんて出ない。

涼くんは水浸しになったベッドの上を避けて、縁に足を広げて座った。私はお尻を突き出して自分で上下する。快感に動きが止まると涼くんに腰を掴まれて、ガツガツと突き上げられた。


イク度に潮を噴きだした。


涼くんはそのまま立ち上がり、私は自然と四つん這いになった。でも、始めの四つん這いとは違って、膝は床につかず手と足だけをついた体勢だった。

突かれる度に崩れ落ちそうになる。

パンパンと凄い音をたてて打ちつけられながら、部屋の中を移動し私のバッグの近くに来た。

「さくら…スマホ出して」

言われるままにバッグに手を入れる。震えている手でスマホを出し、ずっと繋がったままの涼くんに渡した。

インカメラにして録画を開始した。

壁際のちょっとした台に置かれたスマホに、私たちの狂った情事が記録されていく。

身体を起こされて立ったまま繋がると、カメラに顔を向けさせられた。
「さくら、今の気分はどう?」

「恥ず…かし……」

「ここ、どうなってるの?」
掻き回すように腰を動かされると、グジュゥ…という音がする。

「蕩けて……気持ちいい…」

「今日、何回イッた?」
トン…トン…と軽いリズムでおちんちんが抜き差しされる。

「いっぱ…いっぱい……ぁっ…また……」

「もう?」

「イッても…い……で…」

また、頭が白くなりはじめた。
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