この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
blossom
第22章 Love21:私だけの男
「ねぇ、ママ…笠原って覚えてる?」
突然そう話し始めた夫の先からはまだポタリと雫が垂れていた。

「笠…原?誰だっけ?」

「Honeysで一緒にバイトしててさ、ママと同じ大学の。」

余りにも突然の話に、思わず目を閉じて記憶を辿る。
「うーん…笠原くん…居たような気はするけど」

「アイツ、笠原に似てたでしょ?」

夫は何を言っているのだろうか。
その、大学とバイト先が一緒だったらしい笠原くんが、今さらなんだと言うのだ。

「笠原さぁ、俺がさくらのこと呼んでるのに、毎回あいつがテーブルに来るんだよ。しかもバイト終わりは必ずさくらを待ち伏せして、駅まで一緒についてくるんだよ。最終的にはシフトもさくらと合わせてきてさ…」

捲し立てるように、言いたいことをぶちまけ続ける。夫の男性器は、少しずつ興奮した状態に戻りつつあった。

「待って、待ってよ…ちょっと…」
私の声など届いていないかのように、更に続ける。

「確か店長の送別会の帰りだったかな?笠原がさ、さくらの肩を抱いてホテルに連れ込もうとしてさ…ありえないよな。」

確かにそんなこともあったと、思い出した。酔っていた笠原くんの手を必死に振りほどいて、駅まで走ったのを思い出す。

「とにかく、店での笠原の行動の一つ一つもさ、神経を逆なでしてきて、いちいちさくらに…」

「何を言ってるの?どういうこと?」
頭の中はクエスチョンマークだらけだった。

乾ききってしまったところに、夫は自分の体液を塗りたくり始めた。

ふぅぅっと息を吐き切ると、私の目をじっと見つめながら言った。
「つまり……笠原のおかげで俺は、さくらにアタックできたってこと、かな。」


クプッ…クピッ…
夫の先がグ二グ二と割れ目をなぞる度、私は音をさせて入り口が潤い始めたことを知らせてしまう。
/482ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ