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blossom
第4章 Love3:若い男
「お疲れ様です」

「高野から、変なこと言われてませんか?」

「変なこと…まぁ、そうですね、
言われましたけど…」

「言っといたからって高野に言われて、
桂木さんに謝んなきゃって…」

「じゃあ、あれは高野くんが勝手に言ったこと
だったんだね?」

「いや…その…全部が高野の嘘って訳でもない
…といえばないんですけど…」

もじもじと言葉を選んでいる感じが、擽ったさを思い出させてくれる。

「あの…私ちょっとお腹すいちゃって、
何か食べに行ったりしませんか?
こんなおばさんとじゃ、やっぱり嫌かな?」

「嫌じゃないっす。嬉しいっす。」

「本当?どこがいいかなぁ…」

「あっ、すいません、ちょっと家に金…」

「近いの?」

「3分くらいっす。」

「実家?」

「一人っす。」

「へぇー、そうなんだ。
じゃあ、佐野くんちで食べる?」
賭けだった。

YESかNOか。
YESなら…もしかして…

「マジっすか?え、買っていきます?
あ、自分、何か作りますか?」
嫌そうな感じは受け取れなかった。

「作れるの?でもいいよ、疲れてるでしょ?」

「とりあえず、移動しましょうか…」

自転車を引きながら、佐野くんのあとについて行く。


大きな背中の若い男の子。
本当に私に興味があるのかな?


もしあるのなら、それに応えたい。

嘘。それは違う…。
本当は、求められる快感を味わいたいんだ。
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