この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
満たされないシェアハウス
第9章 秘密

「そーゆーわけで
俺も今日から
ここに住むことにしたから。
前に遊びに来た時
楽しかったし。
いいよな?琴姉」

おいおい
俺には聞かへんのかい!
俺とお前が
おんなじ部屋で寝ることになるんやで

「せ、狭くない?」

そうやそうや
その調子や!

「気になんないし
俺はもう
あの部屋には帰りたくねーんだって。
だってさ
男連れ込んでたんだぜ?!
あのベットで寝たくもねーし
顔も見たくねーよ」

ま、まぁ
その気持ちは分かるけど
てかお前
女の部屋に
転がりこんでたのかよ

「こないだは
泊まってけって言ってたろ?
冬馬だって
俺がいた方が楽しいんだって。
なぁ、冬馬」

あの時はあの時
今は今やねん、辰巳

けど…
断る権利もないわけで
俺は仕方なく
快諾をしたんや

「せやな」

そして
その言葉を聞いた琴姉は
チラリと俺を見た後
いつもの琴姉節に戻った

「いーけどさ
ちゃんと家賃入れなさいよね。
冬馬だって
ちゃんと払ってくれてるんだから」

「わかってるって。
あー腹へった
冬馬、おかず何?」

「え?
なんで俺?」

「お前作ってたじゃん」

「あー、せやせや
そうやった。
あれや、あれ
あのー…」

「塩焼きそばよね?」

「それ!それそれ!」

「うまそー」

あかん…
なんやすごい
疲れてもうてる

せっかく
琴姉にいやらしいこと
してもらえそうやったのに
俺と琴姉のイチャイチャは
これから
どうなってまうねん…

てか
あの琴姉の
「恋人は…するでしょ」
って言葉
何をするのか
の意味が気になってしゃあないねんけどーーー

と、俺は
三人で飯を食いながら
その事ばっかり考えていた

/203ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ