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満たされないシェアハウス
第8章 拷問
「そろそろ寝よか」

「あ、うん」

風呂から出て
2人でこたつに入って…
琴姉から『寝る』という言葉が
なかなか出てこんのは
俺が『添い寝したる』
と、言うたからやろう

寝よか
と言うた時も
なんやちょっと
変な返事してたもんな

添い寝なんか
もう何回もしてるし
もっとすごいこと
してたのに

「俺の部屋で寝よか。
ベットおっきいし」

前に住んでた
琴姉の友達が置いていったベットは
セミダブルなんや

「そ、そうだね」

「どないした?」

「え?」

「何モジモジしてんねん。
ほら、行くで」

「あ、ちょっと、冬馬…」

先に立ち上がって
琴姉の手を握ると
琴姉は
ちょっと顔を赤らめた

「手、繋いだらあかん?」

「そうじゃなくて」

「ん?」

「無理しないでね」

無理?
なんてこと言うてんねん
俺はこれを
望んでんのに

「無理なんか全然してないで?
むしろ…」

「むしろ?」

むしろ
幸せや思てる…けど
それは言われへんよな
気色悪い思われそうやし

「恩返しできて嬉しいねん。
子供ん時
いっぱい世話してもろうたからな。
そのお返しや。
それにな
俺も女おらんくて
ちょうどええねん」

そこで俺は
あることを思い出した

琴姉は
頼まれたら断らへんし
それに応えようとする性格

せやったら
この言葉が一番や

「せやから遠慮せんと
一緒に寝てくれや。
俺も寂しゅうて困ってんねん」


「…うん…わかった」

よっしゃ
思惑通り

ほんま
単純言うか
Mっちゅうか
頑張り屋の長女気質っちゅうか…
まぁ
そんなとこ全部
好きやねんけど


「こっちでええ?」

「うん、どっちでも」

それから俺は
琴姉をベットの奥側(壁側)に寝かせ
二人で一つの布団に包まれた

奥側に寝かせたのは
もちろん
逃げられへんようにやけど
琴姉は
わかってへんやろな…
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