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蜜月非行【1】 〜フリーズ・破廉恥ショー〜
第5章 催眠術ショー
…
満足げな表情を浮かべる珍斉に、スタッフから合図が出る。
それは、時間がないので急いでくれとのことだった。
そこで珍斉は、最後の質問を切り出す。
「では、最後の質問じゃ。オナニーは週に何回してるのかな?」
「なっ!」
驚く優夏だが、すぐに右手は動き出していた。
優夏にとっては、高校時代の親友としかしたことのない、自慰行為の告白。
それを、こんな大勢の人に知られることは避けたかった。
「やだっ!やめてっ」
しかし、優夏の思いは届くことはなく、勝手に動く自分の右手。
そしてその右手は、卓上のカードを指差した。
それは、❝3❞と❝4❞のカードの間だった。
「ほほーなるほど、週に3,4回オナっておるんじゃな」
「うっ…ぅぅぅ…」
あまりの恥ずかしさに、耳を熱くさせる優夏の目は潤んでいた。
ビキニ美女の赤裸々な告白に、ザワつく会場。
優夏の目に映ったのは、ニヤける観客達の視線。
首を動かせない優夏は、目線だけを動かし、恐る恐る同僚達を見た。
優夏と目が合った同僚達は、苦笑いを浮かべている。
「ははっ…」
優夏も苦笑いするが、その顔は引きつっていた。
…
会場に流れていた音楽が止まると、やっと優夏の体は自由となった。
“ぁぁぁ…もう、いやっ”
好奇の視線を浴びる優夏は、顔を両手で覆い隠すのだった。
満足げな表情を浮かべる珍斉に、スタッフから合図が出る。
それは、時間がないので急いでくれとのことだった。
そこで珍斉は、最後の質問を切り出す。
「では、最後の質問じゃ。オナニーは週に何回してるのかな?」
「なっ!」
驚く優夏だが、すぐに右手は動き出していた。
優夏にとっては、高校時代の親友としかしたことのない、自慰行為の告白。
それを、こんな大勢の人に知られることは避けたかった。
「やだっ!やめてっ」
しかし、優夏の思いは届くことはなく、勝手に動く自分の右手。
そしてその右手は、卓上のカードを指差した。
それは、❝3❞と❝4❞のカードの間だった。
「ほほーなるほど、週に3,4回オナっておるんじゃな」
「うっ…ぅぅぅ…」
あまりの恥ずかしさに、耳を熱くさせる優夏の目は潤んでいた。
ビキニ美女の赤裸々な告白に、ザワつく会場。
優夏の目に映ったのは、ニヤける観客達の視線。
首を動かせない優夏は、目線だけを動かし、恐る恐る同僚達を見た。
優夏と目が合った同僚達は、苦笑いを浮かべている。
「ははっ…」
優夏も苦笑いするが、その顔は引きつっていた。
…
会場に流れていた音楽が止まると、やっと優夏の体は自由となった。
“ぁぁぁ…もう、いやっ”
好奇の視線を浴びる優夏は、顔を両手で覆い隠すのだった。