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売春男の日常とは?
第3章 29歳の初体験のお手伝い
応募理由を、さっと読んだ。
<あと十日で、三十路。その前に体験しておきたい>
え?ということは、29歳?
三十路がいよいよせまったので、焦って僕のような裏稼業の人間にお手伝いを頼んでしまうというお馴染みのパターンだ。
言っとくけど、このひと既に三十路に入ってるからね?だって年齢を満年齢で数えてるんだもん。29歳というのは、人生30年目のこと。30歳の誕生日に人生を30年間全うすると、満(了)30歳なのである。

ま、そんなことはともかく、13も歳が上のオバサンの相手は、きついなあ…。あ、独身とあるからオバサンじゃないか。

この稼業3日目の朝9時。
僕は、海岸近くにあるラブホテルの1階入り口の前に行った。すると、ドアの前に20歳前後のようななかなかの美形、しかもバストが目を見はるばかりの巨乳な女子がたたずんでいた。
『邪魔だな?こんなところに立って…。清掃係かな?』
ふとその女子が顔を上げ、僕を見た。
彼女はにっこりと微笑み
「ありがとう…、来てくれて」
と言った。
あ、お客さんだ?しかし、29歳と聞いていたのに、なんだ?この若さは。

「ぴろーとーくん」
合言葉を言うと、彼女は弾けたような笑顔になり
「ケンさん、よろしくお願いします。わたし、ナオコです」
と社会人らしい慣れたしぐさで礼儀を整えて挨拶をしてきた。
ナオコと僕はラブホにチェックインし、部屋に入った。

「では、契約確認をします。3時間契約、ただし複数回希望、設定は教師と生徒の道ならぬ恋で、つまり情熱的なエッチ、特記事項はゴムなし中出しということですね?」
「はい、そうです」
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