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先輩の彼女を調教してやった
第9章 逆らえない広美
太田は広美の発言に笑みがこぼれた。

(いまの言い方は、何回セックスすれば口止めになるかって事だよな)

太田はしめたと喜び、広美に伝える。


「うーん、半年ぐらいか?」


広美はびっくりしたような顔で反論する。

「半年?そんな…、半年なんて無理です」

太田は半年なんて広美が承諾しないのは予想していた、万が一承諾すればラッキーぐらいの感じだった。

「あー、半年はさすがに長すぎるか、いくら先輩に内緒で俺とセックスした事を秘密にするにしても、半年は長いか」

太田は敢えて自分とのセックスを思い出させ、その上で健治の存在を匂わした。
これにより広美に罪の意識を植え付けた。
そして太田は広美に伝える。

「十回、それじゃ十回にしてやる」
「悪くない条件だろ、あと十回俺とセックスすれば、先輩には内緒に出来るんだぜ」

太田はこれ以外には選択肢は無いぞというような口調で広美に問いかける。
一方、広美は半年よりかは極端に少ない数字に錯覚をしてしまう。

元々、広美は太田に二度と体は許さないとの確約を取ろうと来たのだが、まんまと太田にしてやられてしまう。

「十回、十回ですよ、それで本当にお願いします、ぐすっ」

広美は太田の要求を承諾した。
その言葉を聞いた太田は勝ち誇ったようにニヤリとした。

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