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不埒に淫らで背徳な恋
第13章 【番外編〜快くんと瑠香の日常〜その①嫉妬】





海老反りになった体勢での連続中イキは
初めてで途中何度か意識を手放した。




「もぅ…無理……無理だよぉ…っ」




力入んないのにまたあの波が来る。
イクイクイク…っ!!




何で終わってくれないの…?
追撃ピストンとかヤバいってば。
何回絶頂させられるの…?
また失神しちゃう。




「もうダメ……っ!無理ぃ…っ!」




ピストンが終わったと思いきや指で下部の突起を激しく弄る。
呆気なくまたイかせされる。




「出して良いよ」と言われて腰を上げたら勢いよく潮を吹いた。
快くんにまでかかっちゃうほどで申し訳なく思う一方、もう謝る気力すら残っていない。




「最高だよ……瑠香さん」




再びピストンされ互いが絶頂した。





心地良い体温に包まれている。
この匂い好き……私の大好きな匂い。
ゆっくり瞼を開けたら優しい顔が覗き込んでる。




「何時…?」




微かな声で問いかける。




「夜中の三時だよ」




そう返ってきてすぐに唇が重なり合う。
髪を撫でられて腕枕してくれてることに気が付いた。




「ずっと起きてたの?」




「ううん、僕もちょっと寝たよ」




「そう…」




気を失うかのように眠ってしまったんだろうと予想はつく。
腰あたりがダルいのもあのせいだ。
今日の快くん……凄かった。
初めて、泣いて無理だとすがりついたかも知れない。




そして、潮吹き。




あんなに出るとは思わなかった。
止められないんだね、コントロール出来なかった。




胸に埋まっていた顔を上げると吸い込まれるような瞳に見つめられている。




「僕が言うのも何だけど、身体…大丈夫?」




「うん……大丈夫」




「止まんなくてごめんね」




「ずっとイかされてた……あんなの初めて」




「どうだった?」




え、そんなこと聞かないでよ。
恥ずかしくてまた胸に顔を埋める。
クスクス笑うキミはギュッと私を抱き締めた。




「嫉妬や支配にまみれたエッチはお嫌いですか…?」




「き、嫌いじゃないけど…」




「じゃあ好き?」




「好きでもない…!最後らへん記憶ないもん…」




「凄く可愛く絶頂してたよ」










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