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生徒会長・朝倉美咲
第4章 痴漢達の宴
「おはよう"M"ちゃん
心の準備はできたかい?」

痴漢が美咲の身体をまさぐりながら、くぐもった声で囁いた。

「…えむちゃん?」

「やだなぁ、自分で名乗ったHN忘れちゃったのかい?
"R学園生徒会長M"ちゃんでしょ?
痴漢サイトでターゲットに立候補してくれてありがとう、Mちゃん
僕が代表の"オジサン"です
よろしくね」


「わ、私そんなの知りません
人違いじゃ…」


「あ、ごめんね、念押しされたら恥ずかしいよね
そうそう"嫌がっているのに無理やり痴漢される"っていう設定が好きなんだもんね
じゃ、時間もないし始めよっか」



ふと周りを見ると、満員の電車内に異様な雰囲気の人垣ができており、美咲はその中心にいた。


「むぐ!?」

いきなり口に、丸めたハンカチのようなモノをねじ込まれた。口の中で僅かにペパーミントの香りが広がる。


「さぁ遠慮なく抵抗してね、Mちゃん
お望み通り無理やりイかせてあげる」
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