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見られたせいで。
第3章 増えちゃった
 報告書を読み終えてどう判断していいか判らず金曜の昼前もういちど愛美を呼び出した。
 いつもなら30分前後で現れるのに今日は一時間程掛かってる。怠慢だ!と叱ろうと思ったが肩から提げてるランチジャーに目が止まる。  
 「ご主人様。お食事はお済みでしょうか?もし宜しければお弁当つくりましたので召し上がって下さい。」
 この女前にも言ったが家事も仕事も高いレベルでこなすし気もきく。顔やスタイルの好みは人各々だろうが十人並みではある。これで愛美が変態でなく俺がロリコンでなければ亭主が居ようが交際を申し込んでいたかもしれない。特に料理は美味だ。食べたい。が、ちょうど俺も焼き飯を作ったところだし。
 「ん?それで二食か?」
 ランチジャーは一つしかない。
 「私は後でおにぎりでも買って食べますので。」
 く~!かえすがえす変態なのが勿体ない。
 「よこせ。」
 愛美は弁当を差し出すと服を脱ごうとする。
 「待て!お前の裸見ながらだと飯が不味くなる。着ていろ。」
 俺は座卓の前に座り弁当を広げる。愛美は座卓の一点を見つめて動きが止まってるそこにあるのは
 「それは、残飯だ。お前が処理しろ。」
 湯気が上がっている焼き飯を顎で指す。
 「頂戴いたします。」
 妙な昼食が終わり一息つくと本題に入る。
 「報告書は読んだ。数年前の子供の異性関係を洗えなんて無茶をいったがよく調べてくれた。礼をいう。」
 恐縮するのを手で征し言葉を続ける。
 「ただな、やはり少し漠然としてるんだ。そこでだ実際に現地に飛んで生の証言を聞いたお前に聞きたい。京花の性遍歴どう見る?」
 愛美は居住まいを正す。
 「報告書に記載していない事は客観性に欠ける事柄です。女の勘とか探偵のアンテナに引っ掛かるとかいうレベルの事です。」
 やはりこの女は頭がいい。
 「それを聞かせろ。」
 「まず、坂口春人ですが初体験の相手で間違いないとおもいます。」
 「根拠は?」
 「二度目の引っ越しが慌ただしすぎます。更に引っ越す数日前に京花嬢は母親に連れられて隣の市の産婦人科に行ってます。春人ですがこれも引っ越しの数日前に大きな青短作って登校してます。親父と喧嘩したと友人に漏らしてます。そしてあれだけ仲が良かったのに京花嬢の話を振られると激昂するそうです。京花嬢のせいで剣道やめさせられたと言ってたそうです。」
 
 
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