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わたしを見ないで
第3章 まさかの再会
「まってまってまって先生先生先生…」


 わたしの制止を無視して未シャワーの先生が襲いかかってきた。


「だから先生ってのはよしてよ」

「やだやだやだ、ちょっと待って…!」


 しかし先生はやめる気配がない。
 マジか…こいつ完全にクソ客じゃん…
 こんなのが元担任とか悲しすぎる。
 こんなのに教わってる現生徒たちが気の毒だ。


 店長から『業界未経験で売り出すから、新人期間中はめちゃくちゃしてくる客が続くかも知れない。なにかあったらすぐ店にコールするんだよ』と言われていたことを思い出した。
 コールすべきか考えたものの…男スタッフが全員貧弱な体をしていたことを思い出したから思い留まった。


 わたしは脱力し、先生に身を任せた。
 先生がわたしの身体中を触って…
 ついにショーツの中に指を忍ばせてきた。


 さっきちょっと感じちゃったせいで、破れ目をなぞる先生の指の動きがヌルヌル滑らかなのがよく分かる。濡れてるのがバレると、先生は確かめるように指を差し込んできた。


「やだって言って濡れてるよ」

 
 先生の笑った声が聴こえる。
 さらに目をキツく瞑る。
 先生の顔を見る勇気はなかった。

 先生がしつこく、ゆっくり指を動かしてる。
 たぶんいま目を開けたら先生がわたしの様子をジッと観察しているとこだろう。

 …だんだん背中に脂汗が滲んでくる。
 半年ぶりだから?処女じゃないのに、指を入れられただけですでに痛い。
 わたしは先生の腕をまた掴んでしまっていた。
 



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