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地味子が官能小説を書いたら
第11章 ラストショー

---------- 【急】紗栄子シェア⑦ ----------
二人は、唇を離すと、互いに零れ落ちたカクテルをすすりあった。
光悦とした表情のなか、すぐさま杏果が行動に移る。
紗栄子の身体にキスをしながら唇を這わせる。
既に海とのセックスで何度も絶頂に達しており、紗栄子の身体は敏感そのものになっていた。
「杏果さん、わたし、さっきイッたばかりだから、そんなことされたら、気が変になっちゃう、少しペースを落として~」
「紗栄子ちゃん、イッたのね、海の大きくて逞しいので、何回イッたの?」
「ああ~~ん、覚えてません、凄く気持ち良かったの~~」
「ああ……嫉妬で気が狂いそうよ……紗栄子ちゃん、許さないわ……私がもっとイかせてあげる」
「あひ~~~、杏果さん、許してーーー」
杏果の舌と指は、的確に紗栄子の弱い場所をついてくる。紗栄子は杏果の責めに、何度も絶頂を迎えていた。
ぐったりとなった紗栄子に、杏果は最後の仕上げに入る。
紗栄子の膣の中に指を入れ、ある場所を刺激してやるのだ。ここを刺激すると、紗栄子は狂ったようにもだえ苦しみ、そして、淫汁を大量に噴射する。
その場所を知っているのは、杏果だけだ。
「紗栄子ちゃん、どうやら今日は、これでお開きかしら、いくわよ」
杏果は、紗栄子の蜜壺に指を侵入させた。
「あ! あ! 杏果さん、それ、ダメ、ヤメテーーーこれ以上、わたし、死んじゃう!」
紗栄子の懇願も虚しく、杏果の指が、紗栄子の最も弱い場所を探り当て、最後の仕上げに掛かる。
「あひーーーーー杏果さん、ヤメテーーーーー」
ビシャ! ビシャ! ビシャ! ビシャ!
紗栄子の蜜壺から、透明の淫汁が勢いよく噴射する。
杏果は、己の顔に淫汁がかかるのをものともせず、紗栄子が糸の切れたマリオットのように崩れ落ちるまで続けた。
紗栄子は、ベッドの上で、ビクン、ビクン、と身体を振るわせ放心状態で口を半開きにしていた。
その横に、杏果も倒れこむ。
彼女も肩で息をしている。
「紗栄子ちゃん、私もイッたわ……」
杏果は、紗栄子がイクところを見るだけでエクスタシーを感じるようになっていた。
今日のプレイは、杏果にとっては十分に満足を得られるものだったのだ。
「杏果さん……まだ……わたしの……ターン……」

