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地味子が官能小説を書いたら
第5章 傷心

---------- 【破】イヤな奴は意外とイイ奴だった⑤ ----------
紗栄子は海を見つめた。
(なによ、なんて目で見るのよ、なんで、こんなに切なくなるのよ)
海の瞳に吸い込まれそうになって、紗栄子は苦しくなった。
こんな目をする男の子を、紗栄子は知らない。
そんなことはお構いなしと、海は顔を近づけてきた。
唇と唇が触れる。
(なんて気持ち良いキスなんだろう……)
紗栄子は自然と海の背中に手を回す。
海は、手慣れた手つきで紗栄子の服を脱がしていく。そうしながら、「おまえも俺の服を脱がせろ」と囁いた。
言われる通り、海の服を脱がせる紗栄子、やがて二人は下着だけの姿になった。
(凄い、身体が引き締まっている)
肩、胸、腕、腰、そして太ももと鍛えられた筋肉で覆われた海の肉体は、まるでギリシャ彫刻のようだった。
思わず手がパンツの中にのびる。
紗栄子は海のペニスを握ると、パンツから取り出した。
(凄い!大きくて形も良いし、綺麗)
自然とうっとりとした表情になる紗栄子を、海は自分の前に跪かせた。
海の股を割り、海のパンツを下し飛び出てきたペニスに、紗栄子は愛おしそうに頬ずりした。
そして、それを口に含む。
『ぬちゃ』『ぬちゃ』とイヤラシイ音が、響いた。
『んぐ』『んぐ』『んぐ』『んぐ』
海のペニスを頬張りながら、紗栄子の興奮は高まっていく。
ひとしきり。海のペニスを頬張っていた紗栄子は、光悦とした表情でペニスを離し、海を見つめる。
海は、紗栄子を引き寄せ、ショーツの横から指を、紗栄子の敏感な部分へと侵入させた。
「は、はあ~~~ん」紗栄子から切なげな声が漏れる。
海の指の動きは、次第に激しさを増し、それに呼応するかのように、紗栄子は腰をくねらせた。
『びちゃ』『びちゃ』『びちゃ』『びちゃ』『びちゃ』『びちゃ』
紗栄子の蜜壺から、透明の液体が飛び散る。
「きゃあーーーーーー」紗栄子は叫び声をあげた。
海にしがみつき、身体を震わせる紗栄子を、海は引き寄せ、唇を吸った。
『んむぐ~』『んむぐ~』『んむぐ~』
さっきまで大声で叫んでいた紗栄子は、口を塞がれ、苦悶の呻き声をあげた。
海は、さらに紗栄子を持ち上げると、ペニスの先端を紗栄子の蜜壺の入口へとあてがった。

