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悪魔から愛されて
第12章 揺れる想い
髪が濡れて、水が滴る部長に心臓がドキッとする…
美しい顔に男の色気があふれ出ている…

「鈴木さん、男の部屋に泊めてくれなんて…俺をそんなに信用してるの?」
「…はい。」
「参ったな…」
「無理に襲わないって信じてます…」
「同じ部屋に好きな女がいても我慢するなんて…俺の人生で初めてだよ…」

私は先にシャワーを浴びさせてもらい、ベットも譲ってもらった。

結局、部長はソファーで寝ることになってしまった…

ベットに入っても、心臓のドキドキが止まらず寝られない…


「どうしよう…寝られそうもない…」



龍崎部長がシャワーからバスローブで出て来た…

寝たふりをしながら、そっと龍崎部長を見ると…
バスローブ姿もかなり色っぽい…
大人の男性の色気が溢れすぎている…


見なければよかった…寝られない…


すると…突然…龍崎部長がクスッと笑った…
「鈴木さん、寝られないんだろ?こっちにおいで。」

全部気づかれていた…
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