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悪魔から愛されて
第16章 いつもの幸せ

久しぶりに健斗とゆっくりできる休日。



「健斗…久しぶりの休日だから、何か美味しいもの食べにかない?」
「…うん。いいねぇ…でも俺は、恵美がもっと食べたい…」


「…えっ…さっきも…」


言いかけた私に、健斗が唇で塞ぐ…


「…あぁ…ふぅ…う…」


深い口づけに声が漏れる…


「…恵美…」


爽やかな健斗が男の色気に染まる…


私の奥深くが熱くなり、子宮がピクッとした…


少しずつ荒くなる吐息にぞくぞくする…


「け…健斗…」


「…恵美…もっと…もっと俺を欲しがって…」



健斗の口づけがいつもより激しく、息が苦しい…


…はぁ…はぁ…はぁ…



息苦しさから逃れようとするが、健斗はそれを許してくれない…



舌が激しく絡み合い、どちらの舌かわからなくなる…



気持ちいい…この感じ…安心できる快感…



私が手を伸ばせば、すぐに健斗は握り返してくれる…



握っている手に力を入れれば…

応えるように力強く握り返してくれる…



両手を健斗に握られ自由を奪われたまま…



健斗は敏感な胸の頂に舌を這わせる…



焦らされた舌の動きに、もっと触れて欲しくて声が漏れる…



「…っん…っん…あぁ…」



「恵美…これ…好きだよね…もっと欲しいの…?」



「…いやっ…だめっ…あぁ…」



ぞくぞくが止まらない…もっと欲しくて…たまらなくなる…



「…嫌じゃないでしょ…恵美…どうして欲しいの…」




「…あぁ…もっと…もっと…」




「…もっと?どうして欲しいのかなぁ…?」




健斗は固くなった胸の頂を、チロチロと舐めて私に言わせる…




「もっと…もっと舐めて…健斗…もっとして…」




「いいよ…もっとしてあげる…気持ちよくしてあげるよ…」
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