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青き快楽
第2章 芽生え
 勇希はスウェットの汚れをトイレで処理してから部屋に戻った。
机に向かってみたが、頭の中は舞子の淫靡な喘ぎ声が響いていた。無意識のうちに再び股間が硬さを取り戻し、二人のSEXシーンが頭の中で再現されていった。舞子の大きく開いた白い足、下から突き上げる妖艶な腰つき。勇希の手は自然と肉棒を握り、激しく扱いていた。舞子の喘ぎ声が頭をよぎり、勇希は何度も白濁液を放出してしまった。
しばらくして、静かにドアがノックされた。


「勇ちゃん、まだお勉強してる?お夜食用意したけど」

舞子の優しい声が聞こえた。勇希は慌てて参考書を開き、返事をした。
ドアが開いて、舞子の使っているシャンプーの香りがした。

「サンドイッチとコーヒーだけど」
「その辺に置いて。ありがとう」

勇希は振り向かずに答えた。
舞子は察した様にサイドテーブルにトレーを置く。

「無理しないでね。おやすみなさい」

舞子はそう言って静かに部屋を出た。
舞子は勇希の部屋に、若い栗の花の香りが漂っていた事に気付いていた。階段の途中で立ち止まり、勇希の部屋の方を見る

「ちょっと刺激があり過ぎたかな」

舞子は微笑みながら呟いた。
 翌朝、勇希は普通に舞子の顔も見れず、学校に向かった。その日はなんとか平常心をよそおい、試験を乗り切ったのだった。
数日経って勇希の学校が短い試験休みに入った。その最終日、急に父親の転勤が知らされた。父親は勇希の学校の関係で単身赴任することを決定した。
父親が転勤して十日ほど過ぎた頃だった。休日の朝、舞子は勇希の洗濯物を取りに部屋に行った。いつもの休日と同じく、午前9時を過ぎているが、勇希はまだ熟睡状態だった。部屋に入った舞子は寝ている勇希の股間が膨らんでいることに気づいた。いつも下着姿で寝ている勇希のブリーフを硬くなった彼の肉棒が、突き破らんばかりに押し上げていた。舞子は吸い寄せられる様にして、ベッドの横に座り込み、勇希の股間と寝顔を交互に魅入っていた。舞子はブリーフ越しに勇希の肉棒を撫でてみた。

(ゆうちゃんのおちんちん…大きくて硬い)

先端を指先で捏ねるように触れてみた。
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