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イキ狂う敏腕社長秘書
第5章 【妖艶にして耽溺】
少し離れて座ったのに呼ばれた時にはもう近くに顔があって一瞬のうちに唇は重なっていた。
「えっ…ちょっと……明里さんっ」
「何?美雨見たらしたくなったんだけど」
「いや……あの……」
運転手に視線を送り必死に訴えるもスカートの中に明里さんの手が入ってきて呆気なく打ち砕かれた。
気を遣ってくれているのかチラリとも後ろを確認せず無表情で前を見て運転してくれているのも救いなのか共犯者なのかさえわかんない。
小声で精一杯の抵抗してみせる。
「ちょっ……明里さん……正気ですか」
「着くまでに身体慣らしててあげる」
「え……ハァ…ン……ちょっと」
黙らせるようにキスで口を封じられる。
明里さんの舌は熱くてトロトロで気が遠くなるほど気持ち良い。
力が入らなくなる。
抵抗する手が明里さんの手を受け入れてしまう。
「良い子ね……もっと力抜いて」
耳打ちされてそのまま甘噛みされる。
後部座席で寝かされ脚を広げられ恥じらう姿に明里さんの火がついたなんて夢にも思わず。
運転手が気になって声も出せない。
それを見越してかショーツをずらして指が挿入ってきた。
声を我慢しても厭らしい音が鳴ってしまう。
腰を浮かして明里さんの腕にしがみつく。
「どうしたの?美雨……もうイキそうなの?」
こんなのズルい……どんなに身構えていても明里さんの手マンだと秒でイク。
「もっと見せて……イキそうな顔、最高にそそる」
凄い指の動きと手首のスナップ。
グリグリとGスポットを刺激されあの波と共に潮もやって来る。
「ダメ……お願い、抜いて」
「それは無理なお願いね」
「あっ…」
思わず声が出て口を押さえる。
恥ずかしい……絶対聞かれた。
後ろでこんなこと……女同士なのに。
「我慢しなくても良いのよ?声、聞かせてあげれば良いじゃない」
「そ、そんな…っ」
「潮まで吹いちゃってこんなに濡らしてるのに?ちゃんとイキたいでしょ?あえて見せながらするエッチも興奮しない?」
「んん……っ」
バックミラー越しで運転手と目が合った気がした。
もうすっかり息は乱れているので誤魔化しようがありません。